風に吹かれて

熊野大社(山形県陽南市)

ご再建1200年以上の歴史を誇る熊野大社。境内には30柱の神様をお祀りしています。その中心(本殿)にお祀りしているのは、あらゆる命を生み出し育む「むすひ」の神様です。熊野大社は、大同元年(806年)、平城天皇の勅命により再建されたと伝えられています。その後も時の天皇、法皇の恩恵をうけ、のちに天台宗・真言宗・羽黒修験・神道の四派も加わり、熊野修験の霊場としても栄えました。1601年(慶長6年)、上杉景勝は米沢30万石に減封されます。直江兼続が大旦那として熊野大社の修復にあたったのは、 その3年後の慶長9(1604)年5月のことでした。興味深いのは、当社に伝わる『一山古今日記』に、直江兼続の造営の棟札 と伊達政宗の棟札が並べて書き上げられていることです。歴史の奔流のなかで対立したこの二人の武将が熊野大社の 歴史に登場するのは不思議な縁というべきものでしょう。なお、熊野大社には、伊達正宗の安堵状が残されています。こちらの熊野大社は、日本三熊野の1つです。全国に3000社もある熊野神社の総本社とされ、とても大きい神社です。

東北の伊勢、一の宮、熊野大社
〒992-0472
山形県南陽市宮内3476-1
TEL 0238-47-7777

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